★町田市議会議員 齋藤ゆうぜんの日記★
市長のリーダーシップとは
先輩議員の都議選の準備などをしていたら、すっかり日がたってしまいました。
市長が、思いつきのようにぱっと出てくる予算が多いということで、何通かご意見をいただきました。ありがとうございます。
確かに、最近は、十分な協議などを地域の市民や、市の職員と行うことなくトップダウンでの手法が目立ってきていると思います。
その証拠に、最近出てきている請願の内容が「市民と協議をしてください」というのが多いと思います。
近代国家の大原則は、
親分の気分次第で行動が決せられるのではなく、明確な法文によって基準を定めて、人々が自ら行動を律することだと思います。
酋長として白紙委任を受けていると勘違いしているとしたら、そのあたりの認識に関して批判をしっかりしていく必要があると思います。
現市長は、いみじくも、06年ごろの本会議上で「自分は独裁者タイプの市長である」と宣言しましたが、現在求められている町田市長の資質とは、もう少し違ったものなのではないでしょうか?
恐らく、ビジョンの設定をより明確化し、4年間でできることを設定し、その設定を柔軟に実情に合わせて変化させながら、議会や市民、市職員と一体となってビジョンをぶらさずに実行していく。
ビジョンと、個別の問題設定を混同すると、時代の変化によって、問題解決したつもりがビジョンの方向性と整合性がつかなくなることがあります。全体性を失ってしまうのです。あくまでも、個別の具体的な問題設定だけにとらわれずに、大きな市の方向性を説くようなリーダーシップが欲しいですね。
個別の問題解決や数値達成だけでは、市として全体のビジョンにはなりえません。「何のための」事業なのか。「何のための」達成数字なのか。小手先や裏ワザのような形で数値での達成度を競うようになったら、「行政ゲーム」でしかない。ビジョンの達成のために新しい手法や事業形態があるのであれば、それを柔軟に取り入れ、変更していくことが求められている。
その、「ビジョンの提起」と「柔軟な組織づくり」、そして「合意形成能力」をどうつくれるかということが、恐らく市長としてのリーダーシップだと私は思う。
数字を設定してそれを満たして実績だと誇るのは、まさしく市長というよりも現場監督に求められる資質で、それら現場監督を束ねてひとつの方向性に持っていくのがリーダーシップなのではないか。
さて、今の市長の根本のビジョンとは何でしょうか?
石阪市長の唱える「4つの都市像?」は私の言うビジョンたりえるでしょうか?
皆さん、よくお考えください。
2009年07月01日(水)
No.1770
(市政報告)
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